敏感肌の化粧品の選び方!肌バリア機能を回復させよう

スキンケア 敏感肌

 

敏感肌だと合わない化粧品が多くて困ります。

 

年を重ねるごとに合わない化粧品が増えてきたりするんですよね。

 

今回はそんな敏感肌の化粧品の選び方について書いてみようと思います。

どうして敏感肌になる?

 

敏感肌は、生まれつき肌が弱い場合もありますが、何かが引き金になって肌が敏感になる(特に顔)場合が多いようです。

 

私もその一員ですが・・・

 

肌が敏感になる原因としてはアレルギーの発症などもありますが、主には肌バリアの低下です。

 

化粧品かぶれや、紫外線の影響など何かが原因になり、肌の常在菌バランスや、皮脂バランス、水分バランスなどが崩れ肌バリアが正常に機能しなくなってしまっているんですね。

 

肌バリアが壊れると、角質層の表面がめくれ上がり肌の水分が蒸発して乾燥肌を招き、乾燥肌やインナードライを招きます。

 

ただ、乾燥しているだけならまだいいですが、インナードライは厄介で、肌に水分が足りないから皮脂でカバーしようとオイリー肌になり皮脂バランスが崩れ脂漏性皮膚炎や酒さの原因になります。

 

また、めくれ上がった隙間から外部の刺激(外気、紫外線など)が刺激となりかゆみをこしたり、ヒリヒリしたりします。

 

さらに、皮脂バランスや水分バランスが崩れると皮膚常在菌のバランスも悪性に傾き、(肌にとって良い菌が減り悪い菌が増える)ニキビや炎症を頻繁に起こすようになります。

敏感肌に足りない成分

 

 

敏感肌の人は、皮膚常在菌の増やしバランスを整える事も大切ですが、敏感肌に足りない成分を補うことも大切です。

 

敏感肌は肌バリアの乱れからくると言いましたが、この肌バリアは皮膚表面の角質層の角質細胞の間に存在する保湿成分です。その成分は天然保湿因子(NMF)と角質間脂質で構成されています。

 

天然保湿因子(NMF)は水分やヒアルロン酸など様々な成分で構成された水溶性の保湿成分ですが、角質間脂質は角質内の保湿成分の割合を大きく締め、肌バリアの役割も担っています。

 

角質にとって最も重要な角質間脂質の50%以上はセラミドと言う成分ですが、この保湿成分は外気の湿度が0になっても乾燥しない程の保湿力を持っています。

 

現に、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を抱える人の肌にはセラミドが不足していることも判っています。

 

セラミドは、角質間の細胞の隙間を埋め肌内部に外部の刺激が侵入できないようにする役割と、湿度が0でも乾燥せないよう肌を守ってくれている保湿成分と言うわけです。

 

肌の弱い人は、何かしらの原因でこのセラミドが少なくなっていることでトラブルが起きていると言うことになりますね。

セラミドや保湿成分が少なくなるワケ

 

 

角質層のセラミドや他の保湿成分が少なくなるなる理由は

 

1、洗浄力の強いクレンジングや洗顔料

 

洗浄力の強い合成界面活性剤入りの

 

洗浄力の強いクレンジングや洗顔料は角質層に入り込み、セラミドや転園保湿因子を溶かしだしてしまします。

 

一度溶けだすと、元に戻るのには健康な人でも3、4日間(ダメージが大きければもっと)かかると言われています。

 

ちなみに角質層自体の修復、再生は健康な人でも1ヶ月はかかると言われています。

 

また、洗浄力の強い合成界面活性剤クレンジングや洗顔料は皮膚常在菌も根こそぎ洗い流してしまいます。

 

その威力はすさまじく、一度クレンジングや洗顔料を使って皮膚を洗浄すると若い人でも元に戻るのに12時間、中年ではその倍の24時間以上もかかると言われています。

 

2、角質層を薄くしている

 

ツルツル感を味わいたいがためにピーリングやゴマージュを度々しているなら要注意です。

 

角質はわずか0.02ミリとサランラップと同じ厚みしかなく、肌バリアや保湿を担っている角質層表面はそれよりもっと薄いことになります。

 

本当は自然に落ちるのを待つのが一番だそうですが、メイクやクリームなどで年中べったりとしているために自然に剥がれ落ちなくなっていると言われています。

 

ピーリングやゴマージュ、角質ケアのやり過ぎには注意しましょう。

 

3、界面活性剤、殺菌保存料入りのスキンケア製品

 

大方の化粧品に使用されている界面活性剤で角質内の保湿成分が分解され溶けだしている。

 

界面活性剤は、植物性であれ、石油系(合成)であれ水分と油分を乳化させる力を持っています。

 

強さはそれぞれですが、角質層に浸透し天然保湿因子を溶かし、角質のラメラ構造を破壊しまし肌バリアを衰弱させます。

 

殺菌保存料入りのスキンケア製品は、皮膚常在菌を殺菌してしまいます。

 

化粧品を安全に安定して使用するには致し方ない部分もありますが、悪い菌を殺してくれる代わりに肌にとって良い働きをする菌も殺してしまいます。

 

4、皮膚常在菌が少なくなっている

 

洗いすぎやスキンケアの成分によって保湿や肌バリアを担うセラミドの再生の手助けをしている皮膚常在菌が少なくなっている。

 

上記でしめしたセラミドや保湿因子は減る原因として肌に住んでいる皮膚常在菌が少なくなっていたり、菌のバランスが崩れることによって肌の保湿成分、肌バリアが壊れる。

 

皮膚常在菌は、人の皮膚に住みその数は1兆個以上、種類も現在確認が取れているもので250種類以上いると言われています。

 

皮膚常在菌でも肌にとって良い働きをする表皮ブドウ球菌は、人の汗や皮脂を食べ保湿成分であるグリセリンを排泄し肌を弱酸性に保つ役割を担っていると言われています。

 

間違ったスキンケアでこの菌が減ったり、悪い働きをする菌が優勢になり肌荒れやニキビの原因になっていると言われています。

 

悪さをする黄色ブドウ球菌は通常は表皮ブドウ球菌の働きによりひっそりとしていますが、表皮ブドウ球菌が減ったり菌全体のバランスが崩れると優勢になります。

 

セラミドと同じように、アトピー性皮膚炎を患っていらっしゃる方には、肌にとって良い働きをする表皮ブドウ球菌が少なく、黄色ブドウ球菌が優勢になっていると言われています。

 

5、加齢

 

40才にもなると20才の半分以下になってしまう。

 

こればかりはいくら気を付けてスキンケアしていても致し方ないです。

 

私も40代に入ってから目っきり肌が弱くなったのはセラミドが減少したせいだと思っています。

肌バリアを回復させるには

 

 

先ほどのセラミドが不足する原因を取り除く事が一番です。

 

1、洗浄力の強いクレンジングや洗顔料

洗顔

 

何度も洗うと皮膚常在菌も流れてしますので、肌の様子を見ながら洗顔は朝晩の2回だけと決めるとかの対策を取り、こすって洗わないように気を付けることが大切です。

 

また、ぬるま湯ならお湯の温度にも気を付けて32℃前後のぬるめのお湯で洗顔しましょう。

 

シャワーを直接顔に当てるのも刺激が強過ぎるので良くないそうです。

 

塩素の影響もありますので、洗面器などに水やお湯をためで洗顔するようにしましょう。

 

問題の洗浄力の強い合成界面活性剤入りのクレンジングや洗顔料を使わないといけないのは大方がファンデーションの油分が濃いためです。

 

また、油分の強いファンデーション(リキッド、クリーム)には乳化剤として合成界面活性剤、殺菌保存料も使われているので肌にとっては負担となっています。

 

肌バリアを回復させるなら、ぬるま湯や洗浄力あまり強くない洗顔料でも落とせるミネラルファンデーションなどに切り替えるなどの工夫も必要です。

2、角質層を薄くしている

 

ピーリングやゴマージュが必要なのは、角質は表面が剥がれ落ちないと新しい細胞が生まれないために、加齢で剥がれ落ちないといけない角質が剥がれるのを助けるためにするのと、常にクリームやファンデーションでおおわれている肌は自然に剥がれ落ちるはずの角質が剥がれなくなっているためにするものです。

 

美容家さんやドクターの中には、ピーリングやゴマージュはスキンケアで一番やってはいけない事、しなくて良い行為だと言われる人までいるくらいです。

 

ツルツル感がたまらないピーリングやゴマージュですが、やり過ぎると角質層が薄くなるだけでなく、剥がし過ぎた分急いで新しい細胞を押し上げるので未熟な細胞ばかりになり、肌バリアも弱くなると言われています。

 

しないか、してもほどほどに周期を守って行うほうが良さそうです。

 

酵素洗顔も角質のタンパク質を溶かすので同じだそうなので、質ケアには十分な注意が必要ですね。

3、界面活性剤、殺菌保存料入りのスキンケア製品

 

合成も植物由来であっても界面活性剤、殺菌保存料を使用していない製品を探して愛用することはとっても難しいと思います。

 

そういった製品でセラミドや天然保湿因子を補う、または再生を手助けする製品はとっても少なく、それが自分の肌に合うかどうかも判らないからです。

 

理想は、入っていないものが肌バリアを壊さないために良いのですが、現実には配合されていても天然素材のものまたは、配合量が少ない製品を選ぶと良いと言うことになるかと思います。

 

また、化粧品を塗り重ねるごとに界面活性剤や殺菌保存料の濃度も濃くなるので、1品で済ませるなど、塗り重ねないシンプルなスキンケアの工夫も大切です。

4、皮膚常在菌が少なくなっている

 

あまりにも肌が荒れているなら、思い切って肌断食をしてみるなど、化粧品を使わない日を設けも良いかと思います。

 

仕事などで化粧が必須なら、「週に1回は完全に何もしない」とか「ぬるま湯洗顔だけ1週間やってみる」とか、できる範囲で素肌で過ごしてみるのも良いかと思います。

 

ただ、皮膚常在菌は増やしてもバランスが大事ですので、あくまでも自分の肌の様子を見ながらするのが大切です。

 

5、加齢

 

食生活や生活習慣、スキンケアの見直しをしても加齢でのセラミド減少は致し方ないのでセラミド入りの化粧品を使う。

セラミドを補うには

 

 

セラミドは保湿成分では最強なので注目度も高く、最近の化粧品には配合されているものも多くなりました。

 

ただ、セラミドにも種類や配合量など選ぶ基準が違ってきますので、メーカーの宣伝に踊らされないように自分で見極める力も必要です。

 

1、セラミドは人型が一番保湿効果が高い(セラミド○○などセラミドの後に数字や英字が書かれたもの)

 

2、セラミドは単体のセラミドではなく複数のセラミドが入っているのが良い(セラミド2、セラミド3、セラミド6Ⅱなどの複数)

 

3、成分表の始めの方に書いてある(1%以下だと順位不当だと言いますが、私は一応気にしています)

 

セラミドは別名もあるのでメーカーの表示を見てもわかりにくい場合は、問い合わせしてみると良いですね。

 

セラミドは高価な成分のためプチプラな製品には入っていません(入っていてもほんの少し)ので値段や宣伝文句に惑わされないようしましょう。

 

また、セラミドは補うだけでなく、セラミドを増やす成分を補うことでもセラミドの増加を望めます。

 

その成分は、「米ぬか発酵エキス」や「ライスパワーNo11」などで、補うことで繊維芽細胞に働きかけセラミドを増加させる事が分かっている成分です。

 

セラミドを多種類で配合量の多い化粧品か、セラミドを増幅させる化粧品を選ぶと良いですね。

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